ჭ(グルジア語: ჭარი、/tʃʼaɾɪ/)は、現行のグルジア文字の30番目の文字(正書法改正前は33番目)である。
使用
ジョージア語では後部歯茎破擦音の放出音[tʃʼ]を表す。記数法では数値5000を表す。
ジョージア国内のラズ語でも使用されている。トルコ国内で使用されているラズ語ラテン・アルファベットの「Ç̌」または「Çʼ」に対応する。アブハズ語(1937年から1954年まで)およびオセット語(1938年から1954年まで)のグルジア文字表記法でも使用されていたが、現在はキリル文字が主に使われ、アブハズ語で「Ҷ」と、オセット語で「Чъ」と記される。
ジョージア語のラテン文字化では「Č」または「Ch」「Chʼ」と記す。グルジア語の点字では記号⠭(U 282D)となる。
字形
筆順
符号位置
出典



