堀越(ほりこし)は、愛知県名古屋市西区の町丁名。現行行政地名は堀越町および堀越一丁目から堀越三丁目。堀越一丁目から堀越三丁目については住居表示実施済。
地理
名古屋市西区西部に位置する。東は笹塚町・東岸町、北は上堀越町に接する。
歴史
町名の由来
慶長19年(1614年)に小田井村において築かれた新堤防により従来の村落が庄内川の河川敷となったことから、名塚村・新福寺村とともに移転した。これにより、川を越したため、堀越と称したとされる。
沿革
- 1889年(明治22年)10月1日 - 西春日井郡堀越村が合併に伴い、同郡庄内村大字堀越となる。
- 1926年(大正15年)4月1日 - 町制施行に伴い、庄内町大字堀越となる。
- 1930年(昭和5年)6月15日 - 一部が名古屋市西区枇杷島町に編入される。
- 1937年(昭和12年)3月1日 - 合併に伴い、名古屋市西区堀越町となる。
- 1959年(昭和34年)9月1日 - 琵琶里町の一部を編入する。また、一部が笹塚町・新福寺町にそれぞれ編入される。
- 1984年(昭和59年)8月12日 - 西区堀越一丁目が堀越町の一部、堀越二丁目および堀越三丁目が堀越町・上堀越町の各一部によりそれぞれ成立する。
- 1987年(昭和62年)10月12日 - 堀越町の一部が枇杷島五丁目に編入される。
字一覧
1932年(昭和7年)発行『明治十五年愛知県郡町村字名調』による西春日井郡堀越村の字一覧。
- 笹塚(ささつか)
- 池田(いけた)
- 乗越(のりこし)
- 藤田(ふじたん)
- 江向(えむかえ)
- 細池(ほそいけ)
- 船人夫(せんとぶ)
- 下西(しもにし)
- 寺前(てらまえ)
- 松浦(まつうら)
- 検町(けんちょう)
- 村中(むらなか)
- 宮東(みやひがし)
- 新替(しんかえ)
- 大縄(おおなわ)
世帯数と人口
2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
交通
- 国道22号(名岐バイパス)
施設
- 東レ愛知工場 - 堀越一丁目1番1号(座標)に所在。
- 白山神社 - 堀越町字宮東1596番地の1及び2(座標)に所在。
- 堀越公園 - 座標。
- 名西橋緑地(堀越町) - 座標。
- 中日ドラゴンズの旧屋内練習場・合宿所「昇竜館」(4代目) - 屋内練習場は堀越二丁目6番1号(座標)に、合宿所は堀越二丁目6番18号(座標)にそれぞれ所在していた(いずれも同一敷地)。敷地のすぐ東を走る国道22号に名古屋市営バスの「上堀越町」バス停(座標)があった。この合宿所は1988年から使用されていたが、2003年オフに二軍本拠地であるナゴヤ球場(中区露橋)の敷地内へ移転した。2004年時点ではこれらの建物は現存せず、跡地には2023年6月時点で「世界心道教浄知教会」(堀越二丁目6番14号)が所在している。
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 451-0055(集配局:名古屋西郵便局)。
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
関連項目
- 名古屋市の地名
- 堀越
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、堀越 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。

