片倉駅(かたくらえき)は、東京都八王子市片倉町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜線の駅である。駅番号はJH 31。
歴史
元来、単に「片倉駅」というと京王御陵線の片倉駅(現・京王高尾線の京王片倉駅)を指していたが、戦局の悪化に伴い京王御陵線が不要不急線となるに伴い片倉駅は休止した。戦後になってから京王高尾線の駅として復活するまでの間に横浜線の片倉駅が開業したことから、「本来の片倉駅」であった京王高尾線の片倉駅の方が京王片倉駅と改称した。
年表
- 1942年(昭和17年)11月14日:鉄道省の片倉信号場開設。
- 1957年(昭和32年)12月28日:駅に昇格、片倉駅が開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月:高架化、新駅舎完成。
- 1994年(平成6年)8月30日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2010年(平成22年)2月28日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2022年(令和4年)3月11日:翌日のダイヤ改正により、相模線の朝夕八王子乗り入れを終了。
- 2025年(令和7年)度:スマートホームドアの使用を開始(予定)。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。駅舎は高架下にある。ホームとコンコースを連絡するエレベーター・エスカレーターが2006年(平成18年)に設置された。単線時代も2面2線の構造であり、国道16号との立体交差を目的に高架化される以前は、200mほど八王子側に駅があった。
八王子統括センター(八王子駅)管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)である。多機能券売機と指定席券売機が設置されている。早朝は駅係員が不在となり客からの問い合わせに応じられない時間帯が存在したが、2014年(平成26年)2月2日より駅遠隔操作システム(現・お客さまサポートコールシステム)が導入され、インターホンを通じて案内することが可能となった。なお、2024年(令和6年)1月現在は、早朝以外にも遠隔対応のために改札係員は不在となる時間帯が存在する。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は5,032人である。横浜線内では利用者が最も少ない(20駅中最下位)。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
駅周辺
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 横浜線
- ■快速・■各駅停車
- 八王子みなみ野駅 (JH 30) - 片倉駅 (JH 31) - 八王子駅 (JH 32)
- ■快速・■各駅停車
脚注
記事本文
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- 東京都統計年鑑
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 石野悟司「純粋O型の僕は片倉駅コンコース撮影。ハルシ」(私家版)
外部リンク
- 駅の情報(片倉駅):JR東日本




