佐久間英利(さくま ひでとし、1952年(昭和27年)10月1日 - )は、日本の銀行家。千葉銀行代表取締役会長。千葉商工会議所会頭。

来歴・人物

千葉県木更津市出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、千葉銀行に入行。竹山正頭取体制下においては、東京都東部や茨城県南部などへの営業拡大を担った。

2009年、頭取に昇格。副頭取制を廃止し同期入行である3人を取締役・専務執行役員に就かせ営業、企画管理、審査の各ユニット統括長に任命するなど経営体制の見直しを図り、武蔵野銀行と連携協定を結び、営業やコスト削減で協力を深めた。また、2012年と2017年に全国地方銀行協会の会長を務めた。

2018年から千葉商工会議所会頭を務める。2021年代表取締役会長に退く。

2023年8月31日、「仕組債」と呼ばれる高リスク金融商品の不適切販売の責任を取って、2024年3月31日付で会長並びに代表取締役を辞任する予定であることを発表。同年6月開催予定の株主総会で取締役も退任し、千葉銀行の特別顧問に就任する予定。

略歴

  • 千葉県立木更津高等学校卒業。
  • 1976年(昭和51年)- 早稲田大学政治経済学部卒業後、千葉銀行入行。
    • 以降、経営企画部副部長、市場営業部長、経営企画部長等を歴任する。
  • 2003年(平成15年)6月- 同取締役経営企画部長。
  • 2006年(平成18年)6月- 同取締役常務執行役員本店営業部長。
  • 2007年(平成19年)6月- 同取締役常務執行役員。
  • 2009年(平成21年)3月- 同代表取締役頭取。
  • 2012年(平成24年)6月- 全国地方銀行協会会長。
  • 2017年(平成29年)6月 - 全国地方銀行協会会長。
  • 2018年(平成30年)11月 - 千葉商工会議所会頭。
  • 2021年(令和3年)
    • 5月 - 千葉県公安委員会委員。
    • 6月 - 千葉銀行代表取締役会長。
  • 2024年(令和6年)
    • 3月31日 - 会長並びに代表取締役を辞任予定。
    • 6月 - 同月開催予定の株主総会で取締役を退任。千葉銀行の特別顧問に就任する予定。

脚注


地銀協次期会長に千葉銀・佐久間氏

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