アンデスクイーンは、日本の競走馬である。
主な勝ち鞍は2019年ブリーダーズゴールドカップ、2019年レディスプレリュード、2020年エンプレス杯。
馬名の由来はアンデス 女王。
戦績
2015年レイナカスターニャの2014として1000万円(5万×200口)でクラブ募集された。
2歳(2016年)
2016年10月23日、京都競馬場の2歳新馬(芝1400m)でデビューし16着に敗れる。2戦目からダートに矛先を変え、連続2着の後、4戦目の2歳未勝利で勝ち上がる。
3歳(2017年)
昇級後は5着、6着に入り3か月の休養後、2着に入る。次走、3歳以上牝馬限定500万下を2馬身差で快勝する。次走、予定していたインディアトロフィーを鼻出血で取り消し、4か月ぶりとなった愛宕特別を5着。続く、3歳以上牝馬限定1000万下を勝利し3勝目を挙げる。その後、重賞のクイーン賞を格上挑戦で出走し、6着に敗れる。
4歳(2018年)
4歳初戦となった韓国馬事会杯は8着、梅田ステークスを6着とし、上賀茂ステークスを半馬身差で勝利しオープン馬となるが、降級。その後、4戦し勝ち上がれず降級5戦目にJBCレディスクラシックに格上挑戦し5着。花園ステークス5着の後、立志ステークスを1馬身1/4差で勝利する。
5歳(2019年)
5か月ぶりとなった昇級戦オアシスステークスは7着。次走のブリリアントステークスを4着とし、スレイプニルステークスで2着に入る。続く名鉄杯は4着と着順を落とすが、次走のブリーダーズゴールドカップを5番手追走から徐々に進出し、前年優勝馬プリンシアコメータを破り、半馬身差で優勝。重賞初制覇を遂げた。重賞連勝を狙って出走したレディスプレリュードは中団から競馬をし、ファッショニスタとの叩き合いをアタマ差制して重賞連勝を飾った。次走はJBCレディスクラシックではなく、適距離のJBCクラシックを選択。中団から競馬をするが8着と惨敗。次走のクイーン賞は1番人気に推されるが、5着に敗れる。
6歳(2020年)
6歳となり、TCK女王盃はマドラスチェックにハナ差届かず2着に惜敗。クラブ規定により引退レースとなったエンプレス杯は、2周目向こう正面から徐々にポジションを上げて最後の直線半ばで抜け出し、1馬身半差をつけ優勝。有終の美を飾った。
3月18日に競走馬登録を抹消。引退後は生まれ故郷のノーザンファームで繁殖牝馬となる。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
繁殖成績
- 2024年9月27日現在
血統表
- 母の半妹にクイーンステークス2着、秋華賞・エリザベス女王杯・マーメイドステークス3着のアロマティコが、その産駒に皐月賞勝ち馬のジオグリフがいる。
- 祖母の半姉にオーバーザウォール(福島記念)、半兄にサンバレンティン(福島記念、七夕賞)インティライミ(京都新聞杯、京都大賞典、朝日チャレンジカップ)
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ



