『火曜日のあいつ』(かようび- )はTBSで1976年4月20日から同年9月28日まで毎週火曜日20時00分から20時55分までTBS系列で放映されていた東宝製作のテレビドラマである。
概要
当時ヒットした映画「トラック野郎」の影響を受けて製作された。小さな運送会社「中原運送」に勤める2人のトラック運転手の青春模様と、彼らが操る大型トラック「バッファロー号」の活躍を描く。
日本現代企画による、ミニチュア撮影やフロントプロジェクションを駆使した特撮も随所に導入されており、トラックが運送中、天災などのピンチに遭遇するシーンに活かされている。
キャスト
- 風間圭介 - 小野寺昭
- 水島辰也 - 石橋正次
- 中原章子 - 由美かおる
- 五郎 - 福崎和宏
- 正一 - 新井つねひろ
- まこと - 鈴木ヒロミツ
- 朋子 - 紀比呂子
- 石井富子
- 下塚誠
- 次回予告ナレーション - 山田康夫 第1話~第22話
スタッフ
- プロデューサー - 黒田正司、樋口祐三
- 音楽 - ラスト・ショウ
- 撮影 - 内海正治
- 照明 - 大野晨一
- 録音 - 竹口一雄
- 美術 - 栗山良正
- 助監督 - 萩原鉄太郎
- 編集 - 武田うめ
- 整音 - 黒丸治男
- 効果 - 泉典彦
- 制作担当者 - 神成文雄
- 擬斗 - 宇仁貫三
- 現像 - 東京現像所
- 劇用車 - 瀬戸克、セキトラ・カーアクション
- 特殊撮影 - 大岡新一、宇井忠幸、松丸善明、横島恒夫、白熊栄二、山崎恂(日本現代企画)
- 特殊技術 - 鈴木清
主題歌
- オープニングテーマ「ブルファイト」
- 演奏:ラスト・ショウ
- エンディングテーマ「燃えてるあいつ」
- 歌:小野寺昭(作詞:中里綴/作曲:田山雅充/編曲:ラスト・ショウ)
サブタイトル
バッファロー号
作中に登場する大型トラック「バッファロー号」は三菱ふそうの大型トラック・Fシリーズを使用している(荷台部はアルナ工機製を架装。最大積載量はサブタイトルにもある様に、12トンである)。「トラック野郎」シリーズに登場する「一番星号」のように派手なデコレーションや電飾はないが、荷台横には2頭の水牛が「BULL FIGHT」の文字とともに描かれ、その下部には「北海道⇔九州」と文字が入る。塗装はアイボリーと鶯色のツートンカラー。ちなみに最終回では石橋の空想の中で空を飛ぶという設定になっている。
放送局
特記の無い限り全て放送時間は火曜 20:00 - 20:55、同時ネット。
エピソード
- 出演した小野寺はこの作品の撮影のために大型自動車の運転免許を取得している。
脚注
関連項目
- ベルサイユのトラック姐ちゃん - 同時期にNET(現:テレビ朝日)で放送されていた、トラックをテーマにした連続ドラマ。




