マクシム・ゲンナジェヴィッチ・イグリンスキー(ロシア語: Максим Геннадьевич Иглинский, ラテン文字転写: Maxim Iglinsky、1981年4月18日 - )は、カザフスタン、アスタナ出身の自転車競技(ロードレース)選手。弟のヴァレンティン・イグリンスキーも同じくアスタナに所属する自転車ロードレース選手。

経歴

2002年

  • ツアー・オブ・ジャパンに出場。

2003年

  • ツール・ド・ブルガリア 区間1勝(第3)

2004年、プロ転向。

2005年、ドミーナ・ヴァカンツェに移籍。

  • ツール・ド・フランス初出場、総合37位。
  • ドイツ・ツアー区間1勝(第6)。

2006年、チーム・ミルラムに移籍。

  • 国内選手権・個人タイムトライアル優勝。

2007年、アスタナに移籍。

  • 国内選手権・ロードレース優勝。
  • ドーフィネ・リベレ区間1勝。

2008年

  • ツール・ド・ロマンディ区間1勝・総合9位。
  • ツール・ド・スイス山岳賞。
  • ジロ・デ・イタリア初出場、総合55位。

2009年

  • E3プライス・フラーンデレン 3位
  • GP西フランス・プルエー 8位
  • ブエルタ・ア・エスパーニャ初出場、第17ステージ終了後棄権。

2010年

  • ツール・メディテラネアン 総合2位
  • モンテパスキ・ストラーデ・ビアンケ優勝
  • ティレーノ〜アドリアティコ 総合4位
  • ミラノ〜サンレモ 8位
  • ヘント〜ウェヴェルヘム 7位
  • ロンド・ファン・フラーンデレン 8位。

2012年

  • モンテパスキ・ストラーデ・ビアンケ 2位
  • リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでは、残り5㎞を過ぎてから、単独で先頭を行くヴィンチェンツォ・ニバリを猛追。最後はニバリに21秒の差をつけ優勝。

2013年

  • ツール・ド・ベルギー 区間1勝(第4S)

2014年

  • 10月1日にUCIは同年のツール・ド・フランス終了後の8月1日に行われたドーピング検査のサンプルからEPOが陽性だったことが発表した。また、同じくアスタナに所属する弟のヴァレンティンもエネコ・ツアー期間中の8月11日の検査のサンプルからEPOが陽性となったことも併せて発表された。
イグリンスキーはアスタナを解雇され、検査日から起算して2年1ヶ月の出場停止処分を科された。

脚注

外部リンク

  • マクシム・イグリンスキー - サイクリングアーカイヴス(英語)

モヴァーニャ峠でアタックするマキシム・イグリンスキー(カザフスタン、アスタナ) cyclowired

山岳賞ジャージを着るマキシム・イグリンスキー(カザフスタン、アスタナ) cyclowired

独走でゴールするマキシム・イグリンスキー(カザフスタン、アスタナ) cyclowired

駐日ロシア連邦大使館 on Twitter

マクシム・クマコフスキー マクシム・クマコフスキー ディルのイラスト pixiv