西小千谷駅(にしおぢやえき)は、かつて新潟県小千谷市城内三丁目にあった、日本国有鉄道(国鉄)魚沼線の駅(廃駅)である。同線の終点であった。
魚沼線の廃止に伴い、1984年(昭和59年)4月1日に廃駅となった。
歴史
- 1911年(明治44年)9月14日:魚沼鉄道の小千谷駅(初代)として、路線の開業と同時に設置。一般駅。
- 1922年(大正11年)6月15日:魚沼鉄道の国有化に伴い、国有鉄道・魚沼線の駅となる。
- 1932年(昭和7年)7月15日:西小千谷駅に改称 。同年8月1日、上越線の東小千谷駅が小千谷駅(2代目)に改称。
- 1944年(昭和19年)10月16日:魚沼線が不要不急線として、当面の間営業休止となる。
- 1954年(昭和29年)8月1日:新線上に移転し、営業を再開。一般駅。
- 1960年(昭和35年)3月15日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1976年(昭和51年)4月1日:業務委託駅となる。
- 1984年(昭和59年)
- 2月1日:荷物の取り扱いを廃止。
- 4月1日:魚沼線の全線廃止に伴い、廃駅となる。
駅構造
廃止時は、単式ホーム1面1線を有する業務委託駅であった。
廃止後
駅廃止から10年ほど、旧駅舎は小千谷市の「シルバー人材センター」事務所として活用されていたが、後に撤去された。駅跡周辺は「ぽっぽの里公園」として整備され、ホーム跡や線路跡、車両の車輪などが残っている。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 魚沼線
- 小粟田駅 - 西小千谷駅
- 開業から休止までの間、小粟田駅との間に平沢駅があった。
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 廃駅

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